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第52章 忘れない

何度もイクけど、もの足りない。。。

体が辛くなる

お湯に浸かり、抱きしめられていく


で、悪い子の詩織は、反省してるの？


してないわよ？

反省することなんて、ない。。。


お前な？

もう、いいから、ジムにいくのは止めろ。。。？


イヤよ？

体は満足できないから、動いてたら落ち着くし？


詩織が欲張りなだけだろ？

何度もイッただろ。。。っ。。。


何よ？

正直に言えっていったよ？

不満足ですぅ。。。


わがままな奥さん？

とにかく、ジムには行くなよ？


イヤよ？


そんなに、アイツに逢いたいの。。。？


逢いたい。。。


誠が私の頬を握ってくる


いひやあい。。。


本気？


妬いてる？

ふふっ


なあ、ジム行くなよ？


イヤよ

妬いてる方が、私を大事にしてくれてる。。。


ずっと大事にしてるだろ？


手を抜いてる。。。


はあ？


手を抜いてるでしょ？

セックスも、自分だけイクし、さっさと一人でお風呂に入るし。。。っ。。。

不満だらけですっ


はぁっ。。。

わがままなんだから。。。

勝手に解約するからな？


勝手にしたら、もう口きかないっ


だんだん、のぼせてくる

誠の腕から逃げて、浴室から出ていく


着替えて髪を乾かしていく


鏡越しに、誠が私を見ているのがわかる

髪を乾かして化粧をする


かばんを片づけて、誠を見る


帰ろ？


詩織、話が終わったらな？


私をベッドの隣に座らせて、見ている


何？


ジム、止めたくない？


だって、また、一人で家で毎日待つのは、イヤ。。。

蓮も、賛成してくれたよ？


わかった。。。


本当？

やった


まだ、話終わってないよ？

条件つきだからな？

守れる？

できない場合は、解約する


条件？


誠を見ると私の手を握ってくる


一つ目は、ジムに行く日は、帰りは俺が迎えにいける日だけ


え？やだっ。。。

好きな日に行きたいっ


イヤなら解約する？


う。。。

わかった。。。迎えにくる日にだけ行く


二つ目は、髪を切ること


え？やだっ。。。何で？


髪を撫でて私に聞いてくる


アイツ、長い髪が好きだろ？

先輩も、髪を撫でてた

髪をさわられたくないんだよ？

イヤなら解約する