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忘れられない人
第52章 忘れない
せっかく綺麗に伸ばした髪を見る

髪を切らないと、直樹に逢えなくなる。。。

髪は、また伸びるしな。。。


誠を見る


どのくらい?

肩くらい?


昔、切ってたくらいでいいよ?


肩より上?


そうだな。。。?

美容院で決めるから?


美容院、一緒に行くの?


そうだよ?

同じ美容院で切ってるんだし、一緒に切りにいく

そろそろ、行きたかったし?


やだっ。。。


一人で行ったら、ちゃんと切らないだろ?

やめる?

解約する?


う。。。ズルい。。。


誠の腕にからんで、誠を見つめる


誠は長い髪の私が好きでしょう?

ねぇ?


っ。。。ダメだよ?

甘えてもダメ。。。好きだから、さわられたくないんだから?


はぁっ。。。

わかった。。。切るわ


お?初めて、言うことを聞いてくれるんだ?

じゃあ、三つ目は。。。


ちょっと?

いくつ、条件はあるの??


三つだよ?

三つ目は、土日は蓮か俺か一緒じゃないなら行かないこと


え?

ほとんど、私の自由がないじゃんっ。。。?


イヤなら解約する?


誠のバカ。。。

ズルいっ。。。

守るわよっ。。。三つ守れば、通っていいんだよね?


守れる?


守るわよ?


じゃあ、美容院に電話して?


今?


すぐに、逃げられるからな?


私の携帯、充電ない。。。


さっき、携帯を見たら着信があり、電池切れだった。。。


髪を撫でて、誠が美容院に電話している


髪を撫でてるくせに、何で切れというのか、わからない。。。


詩織、15時に予約したからな?

一度、家に帰るか?


帰る。。。

そう言えば、蓮は昨日どうしたの?


詩織の車を運転させて、帰らせたよ?

誰かさんは酔ってたけど、かぎと会計は渡してましたよ?


う。。。そんなに飲んだ?


詩織曰く、5杯だって?

一時間も経ってないのに、何も食べずに飲むからだろ?

帰るよ?


私のおでこを小突いて、手をひいてくる


家に帰ると、変わらず、誰もいない


洗濯して、掃除していると、お昼になっていた


そういえば、約束したっけ。。。?


充電中の電話を見る

充電している近くに、誠がいるから、見られない。。。


誠?

お昼、どうする?


家のことは、終わったの?






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