この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Vesica Pisces
第1章 太陽×静寂=99…
ソティリオを始め、ベッカーもエディも一線で活躍するライダーであり、モデル顔負けのマスクを併せ持つ。

リゾート地でもある其処のバーの店員ならばイケメンなど見慣れている筈だが、店員だけでなく客もそのテーブルの面々から目を離さない。

「どれ?」

「俺、右かな」

口元を隠しながらそれとなく視線を一周し、目に留まったテーブルの女の子を品定めする。

「トオルは?」

「あー…俺明日、朝一滑りたいんだよね」

ビールを飲みながら、だらりとソファーにもたれ掛かる。

「女よりボードかよ」

「いーや、どっちも戴きます」

飲み干したビール瓶をテーブルに置くと徐ろに席を立った。

ふらふらと出口に向かって歩き出すと、すかさず女の子が不自然に近寄っていく。

二言三言交わすとソティリオらのテーブルに背を向けた。

その背からは裏ピースが見せつけるように指を曲げ、勝利を宣言していた。

「俺、アイツ嫌い」

「俺もー」

男だけでなく、彼を掻っ攫っていった女にも同様の視線が向けられていた。


/252ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ