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幼い獣たちは愛を知る
第6章 歪んでも 愛
 アストンは照れ隠しのようにきれいな目をボルガさんに向けて、
「ボルガさん……俺らのときには『俺』って言ってほしいんだけど」
 今度はボルガさんが赤くなる番だった。そんなふうに、言ってたかもしれない。俺とセックスしてるとき。もしかしたら、アストンとしてるときも。
 だけどさ。
「いや、俺は……」
 どっちでもいいかなと思ったけど、ちょっと反対してみる。
「なんだよ」
「してるときだけでもいいなって。だって特別感出るし」
「それも確かに」
 ボルガさんは、俺たちを包んでる腕にぎゅっと力を込めた。
「あなたたちは本当に……」
 それから天を仰ぐような仕草をして、なんとも言えない顔で微笑む。
「その強さを、愛しています」
 最後に赤くなったのは俺だった。アストンはさっきから赤かった。
 俺がアストンの額に自分の額をゴツンとぶつけると、鈍い音がして俺たちは誰からともなく笑った。
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