この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
煙〜男の破滅と解放
第4章 再開
 正人はこの日仕事を終えると、すぐに始めてリサに声をかけられた場所に向かった。繁華街の人ごみと騒音にもまれながら正人は果たしてリサが現れるのか不安だった。目的地に到着してリサを待つ正人の心は一人で留守番をして母親の帰りを待つ幼児のそれだった。どれくらい経っただろうか。前の方からまさしくリサが歩いてきた。黒のタイトパンツからすらっと伸びる脚は滑らかにとリサの体を運んでいた。
 仕事帰りなのだろう。スーツ姿であるにもかかわらずその雰囲気はリサの周りの空間を歪ませてしまいそうな色気と光を持っているように正人には感じられる。

「こんばんは。私の奴隷くん。」

 この一言で一週間の間に少し取り戻していた理性もプライドもむなしく姿を消した。むしろ、リサに所有してもらえている。そのことが正人を安堵させ、何か神聖なものをたたえるような目でリサを見つめる。そんな情けない正人の顔を見たリサは彼に微笑みを与え二人は闇に消えていった。
/12ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ