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薔薇色の鎖
第2章 飼われる
そっと聡さんのそこの先端に舌を這わせる。

正直誰のもこんな風にしたこともなかったし、どうするのも知識レベルでしか知らなかったから手探りで舐めていく。

ゆっくりと根本から先端までアイスを舐めるように舌を這わせると、聡さんが吐息混じりに言った。

「ああ、気持ちいい・・・もっと玲奈が俺のを舐めてる姿を見せて・・・」

そう言って、聡さんは私の髪を撫でる。

言われただけで、触れられてもいないのに私の身体の奥が甘く疼いた。

恥ずかしいけれどゆっくりと舐めながら聡さんの顔を見上げると、快感に少し顔を歪ませてわたしをゆっくりと見つめる聡さんが見える。

そしてゆっくりと私の髪の毛を撫でながら彼が言う。

「舐められるだけが快感じゃなくて、こうして玲奈がぼくを気持ちよくするために一生懸命に舐めているのを見ると、玲奈が僕のものって思える。」

そこに舌を這わせてるだけなのに、私はなぜか快感を感じてしまい思わず吐息が荒くなってしまう。

「知ってる?舌って性感帯なんだよ。」

私を見下ろしながら、妖しく聡さんが笑って私においでと呼びかけて私を優しく抱き寄せた。

座ってる聡さんにまたがる格好になってしまい、なぜか恥ずかしくなる。

聡さんはそんな私の唇に、優しいキスを落とした。

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