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薔薇色の鎖
第3章 乱される
そう言うと、聡さんの腰に回して抱き寄せていた右手が、ゆっくりと水の中に入っていき私のお尻をなで始めた。

「聡さっ・・・」

思わず制止しようと動こうとすると、聡さんが耳元で囁いた。

「じっとしてないと、周囲に僕が玲奈にやらしい事しようとしてるのばれちゃうからじっとしてて・・・」

そう言われると、身体が自然に言うことを聞いてしまって動かなくなってしまう。

お尻をなで回していた聡さんの手が、段々と太股をなで回し内股をなで回すとこんな人がたくさんいる海の中なのに、私の最奥が切なく疼く。

思わず聡さんを見上げると、聡さんが妖しく笑って私の後頭部に手を添えて逞しい彼の胸板に私の顔を押しつけた。

「本当はナカを触りたいけどあんまり衛生的じゃないから、ここで我慢しとくから声は出したらだめだよ。」

そう言うと聡さんは、私の敏感な突起に水着の上から触れて小刻みに擦り始めた。

「・・・っ・・・ぁ・・・んぅっ・・・」

布越しなのに強い刺激に身体が勝手に反応し、足がガクガクと震えてしまう。

声を出さないように我慢するのがやっとで、思わず腰が抜けそうになるのを必死で耐える。

そしてやっと長い一枚布を隔てての刺激が止んだと思い、聡さんを見上げる。

しかし聡さんのこの羞恥プレイは、当然これで終わるわけはなかった。
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