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Blue Roses〜2度目の恋 最後の愛〜
第8章 柔らかな光
「あなたを抱いてしまったら、もっと愛してしまう。」

隆の指は首から顎のラインへと移動し、ふっくらとした柔らかな理紗の唇の感触を試すように動いた。理紗は微笑むと、唇の上を這う指を優しく舐めた。

(わたしも…もっとあなたを愛してしまうわ。)

隆はその言葉を受け止めると、甘いため息をついた。

「あなたが欲しい…。」

理紗が頷くと、それまで唇の上で遊んでいた指が理紗の頭の後ろに挿し込まれ、そして隆は口づけを交わしながら、細い指を理紗の後頭部に這わせた。

「僕はあなたを壊してしまいそうだ。」

キスをしながらその手を肩に回し、少し持ち上げたかと思うと、左手を背中に挿し込み、ブラのホックをプツッと外した。

緊張から解放された柔らかな曲線がほんの少し零れた。隆は肩口からストラップの下に手を這わせ、肩ひもをゆっくりと肩からずらした。

「あなたはとても綺麗な人だ。」

淡いベージュ色の柔らかな突起が、隆の舌を待っていた。ブラを取り去り、耳の後ろから時間を掛けて首元を通り、魅惑の先端部へと舌を這わせていく。焦らされ過ぎた理紗は、隆に胸を突き出す様にして突起を差し出した。

「いやらしい人だ。」

隆はくすっと笑うと、理紗の先端を舌で受け止めたっぷりと転がした。
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