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Blue Roses〜2度目の恋 最後の愛〜
第8章 柔らかな光
(わたしも…好きです。)
柔らかでふっくらとした理紗の唇が動いて、隆にそう告げた。ゆっくりとソファーの上に押し倒されそうになった理紗は、隆を止めた。理紗は微笑みながらソファから立ち上がり、隆の手を引き寝室へと向かった。その間も隆は繰り返し理紗の唇を求めた。
――― チュッ…プチュ…。
お互い洋服を脱ぎながら、ベッドに横になった。
ベッドライトの薄明りの中で、隆はレースの下着姿の理紗の上に覆い被さった。首筋から胸元へと肌の上を細く少し冷たい指を這わせた。理紗の背中にゾクゾクとした感覚が湧きたった。
「とても綺麗です。」
隆の視線は手の動きに合わせ流れた。
「僕は…あなたを助けた時あの夜から…あなたの全てを知りたくなった。」
ブラのストラップの上を指が何度も行き来していた。
(理紗と…理紗と呼んでください。)
隆はそれ以上は触れず、それは理紗の興奮を待っているかのようだった。
「僕はあなたが好きです。」
じわりとショーツの中が熱くなった。隆の身体は細かったが、筋肉が適度につき、肌は理紗のそれよりも滑々としているように思えた。理紗も隆の頬を優しく撫でていた。
「あなたには旦那さんがいることも知っているけれど、それでも愛さずにはいられない。」
隆の指は、理紗の鎖骨の上をつつっと伝いストラップに触れてはまた戻るを繰り返し、理紗を抱くことを躊躇しているようにも見えた。
(迷ってる?)
「いいえ。僕はあなたに後悔をさせてしまうのでは無いかと思って。」
隆は眼を細めた。理紗は首を横に振った。
(わたしを…抱いて下さい。)
理紗の恥じらい潤ったその瞳の中に欲情の影を隆は感じた。
柔らかでふっくらとした理紗の唇が動いて、隆にそう告げた。ゆっくりとソファーの上に押し倒されそうになった理紗は、隆を止めた。理紗は微笑みながらソファから立ち上がり、隆の手を引き寝室へと向かった。その間も隆は繰り返し理紗の唇を求めた。
――― チュッ…プチュ…。
お互い洋服を脱ぎながら、ベッドに横になった。
ベッドライトの薄明りの中で、隆はレースの下着姿の理紗の上に覆い被さった。首筋から胸元へと肌の上を細く少し冷たい指を這わせた。理紗の背中にゾクゾクとした感覚が湧きたった。
「とても綺麗です。」
隆の視線は手の動きに合わせ流れた。
「僕は…あなたを助けた時あの夜から…あなたの全てを知りたくなった。」
ブラのストラップの上を指が何度も行き来していた。
(理紗と…理紗と呼んでください。)
隆はそれ以上は触れず、それは理紗の興奮を待っているかのようだった。
「僕はあなたが好きです。」
じわりとショーツの中が熱くなった。隆の身体は細かったが、筋肉が適度につき、肌は理紗のそれよりも滑々としているように思えた。理紗も隆の頬を優しく撫でていた。
「あなたには旦那さんがいることも知っているけれど、それでも愛さずにはいられない。」
隆の指は、理紗の鎖骨の上をつつっと伝いストラップに触れてはまた戻るを繰り返し、理紗を抱くことを躊躇しているようにも見えた。
(迷ってる?)
「いいえ。僕はあなたに後悔をさせてしまうのでは無いかと思って。」
隆は眼を細めた。理紗は首を横に振った。
(わたしを…抱いて下さい。)
理紗の恥じらい潤ったその瞳の中に欲情の影を隆は感じた。