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Mother
第3章 台風
「お前な、ちゃんと宿題やってるか?」
「うん。」
「今夜は、台風が、この上を通過するらしいからさ、シャッター閉めておかんと。お前、自分の部屋、出来るか?」
「たぶん。」
でも、結局出来なくて、お父さんがやった。
「おい、飯早く食って、風呂入らんと。停電になったら、あぶねーかんな。」
「うん。」
ご飯は、時間はかかるけど、食べれるようになった。吐くことも減った。
「新学期になったら、少しでも学校行けるといいな。」
「うん。」
ケホッ…
「あっ…」
お味噌汁で、ムセて服が濡れた。
「大丈夫か?ほら、じっとしろ。」
お父さんが、タオルで拭いてくれた。
「いいよ。自分で出来るから。」
「いいって。気にするな。」
「後で、お風呂入るから。」
お父さんの視線が、なんか怖かった。
「うん。」
「今夜は、台風が、この上を通過するらしいからさ、シャッター閉めておかんと。お前、自分の部屋、出来るか?」
「たぶん。」
でも、結局出来なくて、お父さんがやった。
「おい、飯早く食って、風呂入らんと。停電になったら、あぶねーかんな。」
「うん。」
ご飯は、時間はかかるけど、食べれるようになった。吐くことも減った。
「新学期になったら、少しでも学校行けるといいな。」
「うん。」
ケホッ…
「あっ…」
お味噌汁で、ムセて服が濡れた。
「大丈夫か?ほら、じっとしろ。」
お父さんが、タオルで拭いてくれた。
「いいよ。自分で出来るから。」
「いいって。気にするな。」
「後で、お風呂入るから。」
お父さんの視線が、なんか怖かった。