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ヒミツクラブ
第21章 愛 愛美 萌【悶絶絶頂】
拓哉「…そうか…で?話しは?」

仁「あっ!すいません…父には一応教えてもいいと許可のあるものは全て晒しました…あとクリスマスプレゼントも…」

拓哉「ちゃんと選んだんだろうな?」

仁「はい!父には万年筆を母には靴を…」

拓哉「…よし!今後も続けろよ?自分で稼いだお金でな…そう言うのは社会に出てから役に立つ…今は意味がわからないでもな…仁!頑張れ!許せる範囲ならなんでも聞いて来い!達也たちにもな!アイツらは多忙で気が引けるなら俺でいい!類にも言ってある!」

仁「はい!ありがとうございます!…あの摩耶と果奈は?昨日お礼を言うつもりだったんですけど…」

拓哉「…必要ない…居なくなった人間はもういい…お前が選んだ子の事をちゃんと見てやれ…摩耶も果奈も俺がちゃんとした…お前たちの分もな…」

仁「……分かりました…」

拓哉「ふん!納得してねぇな…クスクス…まぁ当然だが…それでも無理にでも納得しろ!」

仁「はい…それじゃ…ホントにありがとうございました…」

電話切るとすぐクラブに行ってモニタールームをノックする…返事がありドアが開いて達也が姿を見せてくれる…

達也「おっ!早かったな…上の部屋行こうか…」

部屋に入って座ると…

仁「今日はありがとうございました…拓哉さんにもさっき電話しました…」

達也「そうか…クスクス…結局追い返したのか?」

仁「うっ…ちゃんと最後まで付き合うって言ったんですよ?ホントに…」

達也「クスクス…別に良いよ…クスクス…後であの後の親父さん情報知りたくねえか?」

仁「いえ…もう恥ずかしいんで勘弁してください…」

達也「クスクス…わかった…でもお前…今更ここに来ても今日は相手居ないぞ?」

仁「あれ?そう言えばなんでまだあそこに居たんですか?」

達也「俺は通常通りだからな…まだ少し後だ…」

仁「ああ…部屋誰も居ないしここにも相手居ないならファイル持って帰ります…」

達也「クスクス…それが一番の目的だろう?クスクス…まぁ頑張れ!あれは早々理解出来ないぞ…俺も一年近く持っているが…時間が無くてな…」

仁「学校の教室で見れたらっていつも思ってます!」

達也「おいおい!基本疎かにするなよ…まぁ分かってると思うけど…お前がちゃんとしてたら親父さんも大概のことは容認してくれるはずだ…クラブも学校もな…」
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