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ヒミツクラブ
第27章 類と舞【その2】
今日はクラブの仕事を仁が負担してくれ月に二回ほど丸1日時間があり類は舞にこの日にデートしようと予め約束していた…年末も近付き寒くなって来たが北門に早足に歩いて門を出るしばらく歩き待ち合わせのコーヒーショップに足を踏み入れ席を見回すが時間も少し早いのでまだ舞の姿は無い。

ホットコーヒーを頼み奥のスペースにある空き席を確保して入り口が見えるようにして席に座ってコーヒーを口に運ぶ…

クラブのコーヒーが旨すぎて何処で飲むコーヒーもホントに美味しいとはもう思わなくなって久しいけどそこは慣れで口が順応した。

ボディバックの中からスマホを出して確認する…

クラブ用のメールボックスに新着があった…

類「?」

今朝も仁に直電して確認してからこっちに出て来たから用事はないはず…アドレスから仁であることは明白…

ホルダーを開いて中を確認したら…

『舞ちゃんにあんまり盛ると逃げられるぞ(笑)ゴムの減りがお前だけ増えまくってる!やり過ぎじゃね?帰ったら連絡待つ!』

チッ!またか…最近は無くなったがあの日以降類の頑張りを認め達也が絶妙なタイミングでこうして過ごす時間を作ってくれた。

しかもニヤニヤしながら…そしてそう言う時は大抵3人セットで居る…(達也、徹、仁)戻ると冷やかし…と言うより近況報告が知りたいのが主だと知ったのは最近でそれまでずっと揶揄われていると思ってた。

クラブの報告で勿論知ってはいるはずなのに…と思いながら…帰って話した内容が誠と拓哉に流れていると知って聞いたらクラブ内の報告は部外者に教えてはいけない事になっている。

だからわざわざ聞いてそれを定期で誠か拓哉に報告していたらしい…

クラブ内で表向きに彼女がいるのは類だけ…誠の時はそんな事を構う人間は拓哉だけだった為その時にはもうある程度上手くやる術を身に付けていた…

クラブメンバーで彼女彼氏を作るのは顧問ぐらいでメンバーの中には1人も居ない…昔から見ても稀らしく今後の活動に生かせるよう色々試行錯誤しているらしい…そのモデルになっているらしく…冷やかしはさておき…報告は恥ずかしいけどするようになった…

勿論…ホテルの中の報告はしない…絶対!

舞「類!!ごめん!ちょっと遅れた〜!!」
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