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第12章 リーダー確定！新入部員【育成】

類は眩暈がした…ヒミツクラブ…内容や理念の切れ端から先を読んだつもりが拓哉だけでなく徹も達也も知ってて掌の上で遊ばれていた事を…悔しくて涙が出てしまう…

「泣くか？普通？ここ何処だと思って入って来たんだ？さっき説明してやったろ？怠慢は即バレると…拓哉さんには何を聞かれた？俺たちの説明の進捗状況を聞いて質問に答えた？拓哉さんの考えそうな事だけど…？」

仁が震えて答えた…

「そ…そうです…」

「やっぱり…類は得々と余計な事まで答えて全部叩き潰されてその様か？だから俺が一括しただろうが！！このボケ！！」

ドゴッ！腹に拳が沈んで類は膝から落ちる…

「す、すいませんでし…た！」

「はあ〜全く…やっぱり拓哉さん遊んでる…」

「ああ！類使ってな…暇つぶしに後輩で…やっぱりあの人鬼だ！」

類を蹴りソファーに座るように言って2人が座るとトーンはニュートラルにはなって…

「仁は何言われた？」

ボツボツと仁が答えた…

2人が…

「ちゃんと考えろよ？多分凄え役に立つと思うぜ？」

「ああ！俺も会社作るのに凄え助けて貰った！他の社会人の人も何人か手を差し伸べたらしいから…ここの卒業生だけど…それくらい役に立つ！半端なのは皆類みたいになる…まだ出て行けって言われないだけマシだけど…」

「！！はい！色々会社の事とか自分で調べてるんですよ！親に聞いても教えてくれないし…」

対人関係の克服は当然だと2人揃って答え仁は頑張りますと答えた…
徹が…

「類…やる気になったか？どうするか考える時間が必要なら言って良いよ…拓哉さんキツイからな…どうする？」

「……もちろん残って先輩達に勝って3億貰いに行きますよ！！」

2人がニヤリと笑って…

「そんなのは拓哉さんには端金だ半分寄越せって言ってみろ…」

「ば、ばか…そんな事を言ってみろ…類の容量を超えた内容を打ち込まれて死ぬぞ？」

「えっ？あのそれどういう意味ですか？」

「要するに俺たちに勝てる可能性がある…けど…今のままじゃ話しにならない！で…お前が先読みしてそうな安易な金額を提示しただけ…半分寄越せって仮に言ったらそれに見合う要求が来るって事だ…例えばクラブ上層部の人間1人を取り除けとか…」

類はある出来事でそれを境に必死になって2人の教えを守って学業も私生活まで激変する…