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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第24章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(24)


「坂本、バスタオルある?」


「脱衣室にあるよ。」


コテージの中に戻ってから篠田と坂本はタオルを取りに、牧原はトイレに行ってくると言って部屋を出て行った。

その間、リビングに1人になった亜紀はソファに座っていた。


「はぁ……私、何やってるんだろう……」


先程までの出来事を少し冷静になって思い出したのか、亜紀は自分の頬っぺたに手を当ててそう言葉を漏らした。

知り合ったばかりの男の裸を見たり、触ったり。

亜紀の普段の日常からはあまりにかけ離れた時間だった。


「私、絶対酔っぱらってる……」


亜紀がいつもと違うのはアルコールのせい。

俺もそう思いたかった。

でもアルコールが入っているとはいえ亜紀がここまで心を許しているのだから、きっと牧原達といると楽しいのは事実なのだろう。

そもそも普段の亜紀なら、こんなに酒を飲まないし。


「直樹、もう起きてるかな……?」


亜紀は携帯電話を取りだし、そう呟いた。

久しぶりに名前を読んで貰えて嬉しくなってしまう俺。

そうだ亜紀、もう俺の所に戻ってくるんだ!俺達のコテージに。

俺は亜紀が正気に戻ってくれる事を期待して、携帯を持つ亜紀の姿を見つめていた。

するとそこに牧原が戻ってきた。

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