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蜜ごころ
第2章 キスってどんな味?
「腹減ったな。昼なんだろ?」
「ママがね、お素麺用意してあるって!」
「また?」
夏休みになると、どこの家でも素麺の出番が多くなり、少々ウンザリしていた。
その素麺を昼ドラを見ながら、食べる。
「ねっ、お兄ちゃん?」
「なに?」
「キスしたことある?」
ブホッ…ゲホッ…
「やっ、お兄ちゃん!きーたーなーいー!」
「…。」
ティッシュで、飛び散った汁や素麺をぬぐった。
「お前が、急に変なこと言うからだろ!」
「だって、あれ…」
昼ドラで、カップルがキスして、ベッドに…
プッ…
「とにかく、食べろ。」
「うん…。」
¨キスどころか、付き合った事すらねーっての!お前の事が好きだから…¨
「ママがね、お素麺用意してあるって!」
「また?」
夏休みになると、どこの家でも素麺の出番が多くなり、少々ウンザリしていた。
その素麺を昼ドラを見ながら、食べる。
「ねっ、お兄ちゃん?」
「なに?」
「キスしたことある?」
ブホッ…ゲホッ…
「やっ、お兄ちゃん!きーたーなーいー!」
「…。」
ティッシュで、飛び散った汁や素麺をぬぐった。
「お前が、急に変なこと言うからだろ!」
「だって、あれ…」
昼ドラで、カップルがキスして、ベッドに…
プッ…
「とにかく、食べろ。」
「うん…。」
¨キスどころか、付き合った事すらねーっての!お前の事が好きだから…¨