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ランジェリー騎士団
第12章 ベルラの処刑

問題なんかあるわけないじゃ~ん!
ワコルはニヤケて崩れそうになる相合を保つのに必死となった。
(ケッ……どやって連れ込むかと悩んでいたのが手間ぁはぶけたぜ! そうか……コイツ、なんともなさそうな顔して、実はもう身体が火照ってしかたねーんだな? で、自分のほうから誘う口実に……ククッ……いいぜ? フェレリーみてえにたっぷりじっくり可愛がって、仕込んでやるからよぉ!)
ウキウキとして兵舎までついて行き、部屋に招き入れられる頃にはもう、どんな命令をして、どんな言葉で辱めてやるかまでのプランが頭の中に出来上がっていた。
「どうぞ……荷物はそこにお願いする」
ベルラの部屋にはほとんど私物のがなく、ただでさえ質素な佇まいの兵舎の個室がいっそう寂しく感じられた。
(ふーん、ストイックな雰囲気だからそんなこったろうとは思っていたが……ホントに寂しい女なんだろうな……よし、俺様がその心とカラダの隙間を埋めてやるぜ……ヒヒッ)

