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第3章 陵辱者 由美の物語

絶頂に達した由美を見下ろしながら藤井はズボンのベルトを外し、いきり立ったペニスを楽にしてやった。

ズルリとペニスを引き出すと1、2度しごくようなしぐさをみせた。

もうすでにビンビンだ。

一刻も早く溜まりきった性欲をぶちまけたかったがその前にしたいことが藤井にはあった。

「奥さん、自分だけがいくなんてひどいよ。俺のも気持ちよくしてくれよ。」

安っぽいアダルトビデオのようなセリフを吐くと膝を使ってにじり寄り由美の顔にいきり立った
ペニスを近づけて行く。

そしてヌラヌラと先走りの汁に濡れた先端を整った顔に擦り付けた。

その異様な感触と生臭い匂いに由美はわずかに絶頂の余韻から覚めた。

頬に熱く、硬いものが擦り付けられている。

うっすらと目を開いた由美はようやくその正体に気づき、慌てて顔を背けた。

しかし、その頭を押さえつけるように藤井はグイグイとペニスを押し付け、そのいきり立った
先端で由美の唇を割り口腔内を犯そうと試みる。

由美が必死で侵入を拒むと食いしばった歯にさえその欲棒は擦り付けられ、卑猥な先走りを塗りつけてくる。

それだけは嫌。

先程藤井にいかされてしまったことなど忘れたように由美は強く拒む。

そもそも由美はフェラチオという行為が生理的に受け付けない女だった。

だから夫の圭一郎にもしたことはない。

それを朋子に告白した時には爆笑されたことがあった。

あんなに美味しいものないのに。そういう朋子を理解できないとまで思った。

その由美の唇に今藤井の猛り狂った欲棒が迫っていた。

そんな由美の態度に藤井はイラつき始めていた。

今までは犯される人妻という設定に付き合ってやった。

でも、もうそれも終わりだ。

凶暴な獣欲が藤井はを暴力的にさせていた。

「いい加減にしろよ、朋子！」

藤井の指が由美の顔を掴み頬にギリギリと食い込んで行く。

それと同時に狂ったようにペニスの先端を唇に擦り付ける。

無理矢理に開かれた唇のわずかな綻びに凶悪な先端が侵入し由美から呼吸の自由を奪っていった。

息が苦しい。

ポロポロ涙が目尻から流れ出る。

息を注ごうとわずかに由美の唇が緩んだその瞬間、藤井の欲棒はあっさりと由美の
唇の処女を奪っていた。