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身体交姦 〜由美と朋子の物語〜
第1章 男根様
仕事については同じ病棟に勤務する2人にはそう問題ではない。

独身の朋子になる由美は困らないにしても、最大の問題は
夫を持つ由美として暮らなくてはならない朋子であった。

しかし、朋子はすでにことの重大さを忘れてしまった様にどこか気軽に構えている。

「とりあえず、わからないことはラインで聞くよ。由美ちゃんも久しぶりの
独身楽しみなよ。」そんなことまで言い出す始末である。

さすがに由美もムッとしたが、ここで争っても仕方がない。

由美も渋々受け入れるしかなかった。

むしろこんな時にまでポジティブに考えられる朋子が羨ましくさえあった。

結果として2人はいくつかの約束事を決めた。

周囲に怪しまれぬ様に普段の行動は変えない様に心がける。

わからないことはすぐにスマホで連絡しあう。

スマホや財布は由美は朋子のものを持ち、朋子は由美のものを持つ。

細かいことはいろいろあるが短い時間で決められたのはこのくらいのことだった。

由美は朋子の、朋子は由美のスマホと財布を持ちとりあえず人生交換の準備は整った。

そして今、由美は朋子のアパートに帰り着いたのだ。

いつになるかはわからないがそれまでは朋子としてこに部屋で暮らす。

何度も遊びに来ているので大体のことは把握しているが、細かいところまではわからない。

明かりをつけるまでの間ですらスイッチの位置に迷い由美は朋子に部屋を手探りでうろつき、
テーブルに足をぶつけてしまった。

明かりがつくとポロポロ涙が出た。

自分のうちに帰りたかった。

夫の圭一郎にも会いたかった。

テーブルに突っ伏して泣くうちに由美はいつの間にか眠りに落ちていた。

時刻は午前0時をわずかに回った頃。

しかし、由美にとってその1日はまだ終わりを迎えていなかった。
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