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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)

「小夜、好きっ」
「私も好き」

 肉杭は、揺すられるたびにひくひくと切なそうに痙攣する。宗介の額に汗が滲む。
 だいぶ耐えているようだけど、そろそろ、かな。

「だめ、もう」
「イカないで」

 イカせないと言いながら、宗介の根元を押さえ付けていた指を離す。たぶん、すぐにイッてしまうはず。
 だから、腰のスピードを速くする。乳首を舐めて、さらに宗介の快楽を誘う。

「げんかっ……小夜っ!」
「イッちゃ駄目」

 さぁ、おいで。

「あっ、ぃっく――」

 ビクン、と宗介の体が跳ねた。私の中の肉棒が硬さと太さを増す。
 目をぎゅっと閉じて、宗介は快感に震えている。

「っ、あ……」

 宗介の痙攣に合わせて何度も腰を動かしてあげて、締め上げながらゆっくり宗介の精を搾り取る。そのたび、宗介の体が跳ねるのがかわいい。

「小夜……ごめん……イッちゃった」

 私の中から皮膜のついた熱棒を抜き去る。萎えかけたそれから皮膜を取り除き、ピンク色の中に溜まった白濁液を見る。
 ……昨日から何回出したんだっけ? それでこの量とは……若いってスゴイなぁ。

「イカないでって言ったのに」

 しょんぼりする宗介の乳首をペロリと舐めると、また彼の体が震える。かわいい。

「……っ、ごめんっ」

 あれ、本気で凹んでる?
 ティッシュで宗介の熱杭から精液をキレイに拭い取る。何度か扱いて、しおしおの鈴口から溢れる精液もティッシュの中へ。
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