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誰よりも君を愛する
第4章 お世話
亜矢子を先に露天風呂へやり
良雄も後から入ってきた。
『景色は素晴らしいし、いいお湯だろう‥こっちにおいで亜矢子‥』
恥ずかしそうに近くに来た亜矢子を引き寄せ横抱きに膝の上に乗せ、うつむいて戸惑った様子の亜矢子にキスをした。
舌を絡ませ亜矢子の唾液を啜るように‥
さらに自分の唾液を亜矢子の舌に載せてやる。
鼻で苦しそうに息をしている亜矢子に
(さあ、亜矢子飲んでごらん‥)
とでもいうように亜矢子の喉を子猫を撫でるように優しく撫でた。
良雄の意図が通じたのか亜矢子はコクン‥コクン‥とゆっくり静かにトロリ‥トロリともたらされてくる良雄の唾液を飲み込んでいく‥
初めて子猫に離乳食を与えてやった、それを美味しそうに食べてくれたあの時の子猫と亜矢子が重なった。
『ふ‥可愛いよ亜矢子‥とても可愛いよ。僕にうんと甘えて。沢山愛してあげるからね、一生僕だけに甘えて‥亜矢子にはずっと可愛い僕の子猫ちゃんでいて欲しいんだ‥』
恥ずかしそうに小さく頷いた亜矢子は良雄の胸に頬を寄せた。
まるで子猫が甘えたように‥