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誰よりも君を愛する
第37章 新たなる誓い
『う、う、イキそうだよ‥』
『欲しい‥ちょうだい‥旦那様いっぱいちょうだい‥はあぁ‥』
『いくぞ、子宮口を開けろ、亜矢子‥いっぱい入れてやる‥うぅっ』
『はあぁ‥ああん、ああ、ああ‥』
‥グチュグチュグチュグチュグチュ‥
グチュっ、グチュっ、
『いくぞっ!くっ‥』
‥ドッビュウウウ
精子を亜矢子の一番奥で射精した良雄は亜矢子の横に寝ころぶと亜矢子を引き寄せて胸に抱いた‥。
呼吸を整えた亜矢子は良雄の胸に頬ずりしながら目を閉じて静かに涙をこぼしていた。
『ん?どうした?‥どこか痛くした?ねぇ、亜矢子?』
『ぅうん‥違うの‥嬉しくて。今、赤ちゃんができたから‥』
『そんな、すぐに?』
『うん。私、わかっちゃったの‥不思議だけど、本当なのよ。』
亜矢子は自分のお腹を優しくさすりながら言った‥
『それが本当なら僕もすごく嬉しいな‥』
良雄は亜矢子のその手にそっと自分の手を重ねた‥
『男の子と女の子どっちだろうな?』
『旦那様はどちらが良いですか?』
『亜矢子にそっくりな女の子が良いな‥』
『私は旦那様のような賢い男の子が良いなぁ~‥私達2人とも一人っ子だから兄弟は絶対欲しいですよね、』
『幸せいっぱいの大家族をつくろうね‥』
『はい。』
良雄は亜矢子のこの不思議な話を忘れられなかった‥
この日から約10ヵ月後、亜矢子は男の子と女の子の元気な双子の赤ちゃんを産んだ‥。