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癒らし屋日記 #葵さん
第1章 東京タワーの見えるお部屋で





ぼくは、今朝駅のユニクロで買ってきた、シルクのグレイのボクサーショーツをはいている。サラサラの生地。はいていないかのような自然な履き心地。そのなかで、ペニスがとても固く、勃起している。


彼女はぼくに横顔を向ける形で椅子に座り、そっと、自分の股間に指をしのばせる。
ぼくも同じように、膨らんだボクサーショーツに、指を伸ばす。
窓の外は雨。
部屋の中は薄暗く、微かなエア・コンディショナーの音だけがする。


「興奮してる?」
彼女が聞く。
「うん。あなたも?」
「・・・してる、、よ」
彼女の指が、太ももの奥でそっと上下に動いている。
「おまんこ、触ってるの?」
その言葉に、彼女は下唇を噛む。

ふたりのスイッチが入って、熱を持つ。

「あなただって。すごい勃起してるくせに」
「葵さんのせいだよ」
言いながら、ぼく自身も、自分の裏筋を人差し指で撫であげる。
目の前が、ちかちかするような感じがする。
「ガチガチに勃起してる」
言いながら、亀頭の裏のくびれを、ショーツ越しに爪先でコリコリする。
じかに触れるより、よほど気持ちがいい。
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