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短編集!クリスマス!クリスマス
第4章 写性
「え?」

「プレゼント交換でも縁の強さを見せたのにな。でも、きちんと話したんだろう?」

「ああ、Saeは僕たちがきちんと幸せにするって、」

「何の話?」

「Shouだよ。君がアメリカに来て心寂しいところを、俺たちが付け入ってるんじゃないかって、心配してたんだよ。」

「そんなことないのに…Shouったら、」

「Shouは、大事な女の子だから心配してるんだよ。
でも、悪いけど譲らないし、ずっと幸せにするって話したんだ。」

「変なShou。」

「変じゃないだろ、Shouの気持ちを…」

「ボブ、黙って…
本人が言わないと決めた思いを他人が口走っちゃいけないよ。」

「ああ、そうだね。」

「なぁに?二人してこそこそ…」

「いや、愛してるよ。Sae…
帰ったらメイクラブしよう。」


日本語で言うジョンはなんかイヤらしい。

でも、家に帰るとバスルームで一緒に体を温め、そのままベッドルームに連れて行かれたのだ。


「「Sae…愛してる。」」

ベッドの両サイドからあがって片膝をつき、私の両手の甲にキスをする二人…

頬に、額に、奪い合うようにキスが降り、
あっという間にピンクのガウンが落とされた。
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