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短編集!クリスマス!クリスマス
第4章 写性
「これ、Shouからのプレゼント?」

「そう…」

だってスノードームの中央には、東京スカイツリーがあったから…

ドームを振って雪を降らせる。屋敷の花木に積もる雪を思い出していた。
私は日本に思いを馳せる。

それぞれがプレゼントを開けて喜び、誰のプレゼントか予想する。

トムにはグレン妻のストールが当たっていた。
深い緑の手編みのストールだった。

「これは手編みなのかなぁ〜」

Shouが手にしていたのは、白いマフラー、私が選んだものだった。

「残念だけど、手編みじゃないわ。」

「でも、大事にするよ。早速今日から使うね。」

JBは手袋を選んでいて、互いに交換となっていた。

皆が喜び楽しい時を過ごす。そして、皆を送りに駅まで行って散会となった。

「沙絵、日本に帰ってきたら、必ず連絡しろよ。」

「Shouも留学決まったら、行き先教えてね。」

皆とはしばしの別れの挨拶をして、帰路につく。

JBは、早速手袋を填めて私の両サイドをキープし手袋の両手で私の手を温めてくれた。

「僕たち、Saeの赤い糸を切っちゃったみたいね…」

ポツリとボブが言う。
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