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第5章 嵐

パンパンパンッ…

あっ…あっ…やっ…あっ…

「奈緒。出すぞ、出すぞ。」

パンパンパンッ…

あっ…あっ…んっ…あっ…

パンパンパンッ…

パンパンパンッ…

ハァッ…ハァッ…ハァッ…

奈緒の中に出していった。

暫くして、奈緒は、泣きながら、破れた制服を集め、リビングを出ていった。佳奈は、出ていきますという書き置きを残して、姿を消した。夜になり、土屋から、仕事やめますとメールが届いた。

奈緒は、俺に犯された事もショックだったが、母親の前で犯され、助けを求めても助けてくれなかった事の方がショックだったらしい。