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眠れる森の少女
第7章 嵐の前夜
【その頃の水谷家。。。】

コンコンッ…

ガチャッ…

トントン…

「ん?」
「おはようございます。」
「智恵ちゃんか。おはよう。もう、朝?」
「はい。8時です。麗香ちゃん、もう起きてますよ。」

眠い目を擦りつつ、リビングへと向かった。

ガチャッ…

「パパ、おそーい!!」
「休みなんだから、いいだろ?寝かせてくれたって。」
「まぁ、まぁ。」

俺と麗香のやり取りに、智恵ちゃんが笑い出す。

グゥーーーーッ…

「じゃ、ご飯にしましょうか?」
「ごっはんぅ!ごっはんぅ!待ってたかいがあった!」

今朝も、ふたりで作ったらしく、俺も盛り付け方でわかるようになった。
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