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眠れる森の少女
第7章 嵐の前夜
ガチャッ…

「まだ、暑いな。エアコンつけるか!」
「まぁ、それなりに綺麗かな?」

¨今朝買ったものは、押し入れの奥に隠してある。少し試してみようかな?¨

冷蔵庫から智恵の好きなミルクティーを出し、中に少しだけ睡眠薬を入れ、振った。

「ほら、お前の好きな奴。飲んどけ。暑いから。」

智恵は、それを美味しそうに飲んだ。

¨効いてくれば、3時間は、大丈夫なハズだが…¨

暫くすると、智恵が欠伸をしだした。

「眠いのか?」
「うん。コンサートの事と、パパの事が気になって…んぅ…」

布団を敷いて、寝かせた。

「五時に出れば、間に合うから、俺も、寝るかな。」

そう言って、智恵の隣に横になった。
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