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眠れる森の少女
第9章 軟禁
ガサッ…ガサッ…ガサッ…

スーパーの大きな袋から、パパが、私が好きなお菓子やジュース、パンをテーブルに出していった。

「食えよ。食わんと腹もたんだろ?」

お菓子をひとつ取ったが、開
けれない…

ガサッ…パリッ…

「これなら、食えるだろ?」

パリッ…

正直、味なんてわからない。

「ほら、これも飲んどけ。」

開けては、くれたけど…

暫くすると、なんか眠くなってきた。

ドサッ…

「智恵…、お前は、本当に可愛い。」

カシャンッ…カシャンッ…

手錠を外し、布団に寝かせた。
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