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終わりの始まり
第2章 檻
離そうとした…けど…

ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…

父さんの動きが、止まった。

中から垂れてくるのをティッシュで押さえ、トイレに駆け込んで、拭きながら泣いた。

翌日、学校を早退して、市役所へ…

「私、お母さんの連れ子だった。」

本当のお父さんは、既に亡くなっていた。

ガシャーーーーンッ!!

私は、見えない檻に放り込まれた。
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