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第1章 不良で無職の雌ガキに生中出し！

男は少女の表情をよく見ていた。

１５歳の少女が下腹部に手をあてても動じないこと。
頬を少し紅潮させつつも何もされてないとタバコを吹かす演技。


少女が持つ缶コーヒーを優しく手に取り、残りを飲み干すとドリンクホルダーに置く。




少女が灰皿にタバコを捨てる。
このタバコを捨てたら、何かされてしまうという空気であることはわかる。


「逃げるなら今だぞ」

男の言葉は少女に責任転嫁させる魔力があった。
本来なら男が女の子を逃げられない状況にして「逃げられなかった」と女の子に口実を言わせるのが道義である。

このままでは少女が「あたしもやる気満々です」として、この場に残ることになってしまう。