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第2章 健康的なスポーツ娘に生中出し！

「場合によってはグランドの練習だからウソではねぇな」

電話が終わった後に男が不意に呟く。
男の言うグランドとはベッドというリングで繰り広げる寝技の攻防という意味である。




――ドッキン！

――ドッキン！

――ドッキン！

少女の心拍数は上がっていた。
大会に必要な莫大な費用を工面せねばならない。

この男ならハロウィンで処女を競りにかけるより、高いギャラを示してくれるかも知れないわ……。




「あ、あ、あのぉ……」

まるで男子に告白するような気持ちになる。
思春期の少女なら誰もが経験することかもしれないが、スポーツや受験生という立場上、そのような感情を久しく忘れていた。