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shigure**
第2章 春時雨
カラオケに着くと、すでに3人は大盛り上がりだった。
「すばる!!おそ〜〜い!!」
はるひがマイクを使って大声で叫ぶので、私は思わず耳を塞ぐ。
「ご、ごめん…。途中で先生に話しかけられちゃって…。」
私がそういうとはるひはふーん、と流す。
「すばるちゃんは何飲む?私、頼むよ。」
そう言って梓ちゃんが私にメニューを差し出した。
「あ、ありがとう。ん〜〜…レモンスカッシュかな。」
「オッケー。じゃ、頼むね。」
そう言うと梓ちゃんは備え付けの受話器へと手を伸ばす。
部屋の中にははるひの歌声と綾奈ちゃんの叩くタンバリンが鳴り響く。
「はるひから聞いたんだけど…すばるちゃん、バンド好きなの?」
綾奈ちゃんがタンバリンを叩きながら私に問う。
「うん!お兄ちゃんの影響で…。って言ってもライブとか行ったことはないんだけど…。」
そう返事をすると綾奈ちゃんは目を輝かせた。
「私も大好きなの!!今度一緒にライブ行こうよ!」
「えっ!ホント!?行く行く!」
仲良くなれるか心配だった新しいクラスメイトともすっかり仲良くなって行った。
「すばる!!おそ〜〜い!!」
はるひがマイクを使って大声で叫ぶので、私は思わず耳を塞ぐ。
「ご、ごめん…。途中で先生に話しかけられちゃって…。」
私がそういうとはるひはふーん、と流す。
「すばるちゃんは何飲む?私、頼むよ。」
そう言って梓ちゃんが私にメニューを差し出した。
「あ、ありがとう。ん〜〜…レモンスカッシュかな。」
「オッケー。じゃ、頼むね。」
そう言うと梓ちゃんは備え付けの受話器へと手を伸ばす。
部屋の中にははるひの歌声と綾奈ちゃんの叩くタンバリンが鳴り響く。
「はるひから聞いたんだけど…すばるちゃん、バンド好きなの?」
綾奈ちゃんがタンバリンを叩きながら私に問う。
「うん!お兄ちゃんの影響で…。って言ってもライブとか行ったことはないんだけど…。」
そう返事をすると綾奈ちゃんは目を輝かせた。
「私も大好きなの!!今度一緒にライブ行こうよ!」
「えっ!ホント!?行く行く!」
仲良くなれるか心配だった新しいクラスメイトともすっかり仲良くなって行った。