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shigure**
第6章 禁忌の果実 ★
あぁ…。
どうして俺の引いた線をいとも簡単に、彼女は掻き消してしまうのだろう。
人間の自制心は、自分の本能的な動物としての欲に勝てない。
「嫌なら…俺を止められるの、今のうちだよ。」
そういうと保科さんは少し戸惑ったような表情を見せた。
そしてゆっくりと口を開く。
「私……先生が、好き…。」
その言葉を聞いた瞬間に俺の中の引き金は外れた。
「ソファの方、いこうか。」
そう言って華奢な身体を抱き抱えてリビングまで連れて行った。
今、俺は禁忌の果実に手を伸ばした。
そして、これから、その「果実」を奪う。
どうして俺の引いた線をいとも簡単に、彼女は掻き消してしまうのだろう。
人間の自制心は、自分の本能的な動物としての欲に勝てない。
「嫌なら…俺を止められるの、今のうちだよ。」
そういうと保科さんは少し戸惑ったような表情を見せた。
そしてゆっくりと口を開く。
「私……先生が、好き…。」
その言葉を聞いた瞬間に俺の中の引き金は外れた。
「ソファの方、いこうか。」
そう言って華奢な身体を抱き抱えてリビングまで連れて行った。
今、俺は禁忌の果実に手を伸ばした。
そして、これから、その「果実」を奪う。