この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶が舞う時
第9章 芽生
スーパーで食材を買い揃え、マンションに帰り着いた。

美咲は物珍しそうに部屋を見渡す。

菜摘は買い物袋から食材を出しながら、

「美咲ちゃん、そこのリビングのソファーにでも座ってて。」

「菜摘、以前おじさんが同じ事言ったよな…」

俺が茶化すと

「菜摘は覚えていませ~ん。」

「じゃ、次のステップは、おじさんがコーヒーと紅茶を入れる。」

「おじさん、正解。」

美咲が少し笑いながら、

「おじさんとお姉ちゃん、仲がいいんですね。」

「そうだよ。おじさんは菜摘の恋人だから」

「後、保護者も忘れずに。」

「菜摘がお姉ちゃんか…少し頼りないお姉ちゃんだ。」

「おじさん、失礼ね!」



夕方になり、俺はカレーの支度に入った。

「菜摘、キャベツの千切り頼む。」

美咲とTVを観ていた菜摘がキッチンに来る。

「おじさん、美咲ちゃんのこと。ありがとう。」

「もういいよ、それよりサラダを頼む。」

「はーい」

俺と菜摘がキッチンで作業していると、美咲がやってきた。

「おじさんもお姉ちゃんも料理上手ですね。」

「いや、おじさんはカレーとか簡単な物だけど、菜採は上手だよ。」

「何か手伝いましょうか?」

「いや、大丈夫。それよりお風呂でも入ったら?」

「美咲ちゃん、菜摘と入ろう!」

「じゃ、ここはおじさんに任せて二人ともお風呂どうぞ。」

「それではよろしくね!おじさん!」

二人は着替えを持って洗面所に消えて行った。

テーブルに食器を配置し、カレーを盛り付けてから一服する。

さすがに美咲は学生服ではなかったが、風貌は完全に女子高生。

出会いサイトではJK好きの親父にはたまらんだろう。

菜採より少し背が低いが、童顔な処は同じ。


洗面所のドアが開き、風呂上がりの菜摘と美咲がやってきた。

「おじさん、お風呂は?」

「おじさんは食べてからにする。」

「さあ、食べよう。」

「美咲ちゃん、味はどう?」

「美味しいです。」

「沢山食べていいよ、多めに作ったからね。」


食べている最中に突然菜摘が

「おじさん、美咲ちゃんDカップ…」

「何が?」

「美咲ちゃんのおっぱい。」

俺は思わず口にあるカレーにむせて吐き出す。

美咲は顔を真っ赤にして、菜摘の口を手で塞ごうとしている。



正直、俺は喜んでいるのかもしれない…
/181ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ