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蝶が舞う時
第11章 獣欲
朝食を食べ終えてから俺は

「今日はちょっと家具屋に行って買い物をしたい。」

菜摘は不思議そうに

「何の買い物?」

俺は二人を観察しながら、

「三人が寝れるベッドと寝室に置く大きめのソファー。」

「今晩からは、寝室に三人で寝たい。」

菜摘は

「菜摘はいいよ、美咲ちゃんは?」

美咲は

「賛成、独りだと寂しくて。三人だとなんか楽しそう。」

「じゃ決まりだ。着替えたら行こうか。」

菜摘と美咲は寝室へ向かって先に着替える。

俺は煙草を吸いながら、ベッドサイズをネットで調べる。



大型の家具屋は街から少し離れた郊外にあった。

車から降りると。菜摘は俺の右腕、美咲は左腕を組む。

「おい、この体制は可笑しいだろ?」

「おじさん、独りと腕を組むと怪しいけど、二人だと家族に観るよ。」

菜摘が自信ありげに主張すると、美咲も

「そう、そう、この方が自然に観える。」

俺は疑いながらも二人に従う。

店内に入ると、直ぐに従業員がやって来た。

「いらっしゃいませ。何かお求めの商品は?」

「ちょっと大型のベッドを見たい。」

「それでは三階の方へ」

俺達は従業員と一緒に三階へ向かった。

三階のフロアーは全てベッドが展示されていた。

菜摘と美咲は離れ、それぞれベッドのクッションを試している。

「どれくらいのサイズで?」

「娘二人が寝れるサイズだけど、寝相が悪いので、三~四人位が寝れるサイズがあれば。」

従業員はしばらく店内を見渡し、

「あちらにあるベッドは?」

俺は従業員と移動する。

「こちらのベッド、クィーンサイズを二台連結したもので、キングサイズよりかなり広くなってます。」

「これだと大人三人でも充分横になれますが。」

俺は試しに横になった。

( 確かに広い、菜摘と美咲が横に寝ても左右はゆとりがある。)

俺は菜摘と美咲を呼んだ。

「お前達、横になってごらん。」

二人は一緒に横になる。

菜摘は左右を確認しながら、

「お父さん、これだと友達が泊まりに来て、三人でも大丈夫だよ!」

菜摘はウインクする。

「お父さん、これでいい。買ってね!」

美咲も頷く。

俺は従業員に

「じゃ、娘達が良いみたいなのでこれを。」

「ありがとうございます。」

ベッドは夕方配達される。




今晩からどうなるか…



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