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蝶が舞う時
第11章 獣欲
寝室の遮光カーテンの間から日の光が射し込み、俺はまぶしさで目が覚めた。

体全体に疲労感を覚え、昨夜の情事を思いだす。

二人の女の子を愛するには、55歳はかなりハンディがある。

俺は体のだるさを引きずりながら、ベッドから起きて着替えた。

リビングに通じるドアに来た時、菜摘と美咲の声が聞こえてきた。

俺はドアを開けると、二人はキッチンで朝食の準備をしていた。


「お早う。」

二人は俺の声に振り向く

「あっ、おじさんお早う。」

「おじさん、お早う。」


菜摘は紫、美咲は黄色のパンツ、上はそれぞれ同じ色のインナーでノーブラ。

二人は楽しげに調理を再開する。

俺は二人の間に入ってから両方を引き寄せ、

「お嬢さんたち、ちょっとエロいよ。」

菜摘は

「おじさん、またぁ~、別にエロくないよ。」

すると美咲も

「おじさんの考えすぎ、普通よ。」

菜摘は更に

「おじさん変態だから、すぐ変態な事を考えるんでしょう?」

「はい、はい、変態のおじさんは変態な事を考えてます。」

俺はそう言うといきなり菜摘を背後から抱きついた。

「あっ、おじさん、もう…」

美咲は

「やっぱ、おじさん変態だ。」

俺は今度は美咲に抱きついた。

「美咲、変態おじさんの怖さを知らないな?」

俺は美咲の体全体を擽る。

美咲は笑いながら、

「おじさん、ごめんなさい.あっ、くすぐったい」

菜摘は

「もう…おじさんたら…本当にエロなんだから」

今度は菜摘に襲いかかる。

「菜摘、何か言ったか?」

「何も言ってないよ…あっ、くすぐったい、ダメだよぅ…」


俺は朝から疲れてきた。


今朝の朝食は、クロワッサンにベーコンエッグとミニサラダ。

「さぁ、食べよう、旨そうだ!」

俺が牛乳を飲み始めた時に美咲が突然、

「おじさん本当におっぱいが好きみたい。」

俺は口に含んだ牛乳を吹き出した。

菜摘は笑いながら、

「おじさんは大好きよ。おっぱいが」

俺は吹き出した牛乳を布巾で拭いながら、

「お前達には黙っていたが、おじさんはおっぱい星人だ。」

菜摘と美咲は急に笑い出した。

「おっぱい星で生まれ、いつもおっぱいをくわえてないと死んでしまう。」

「だからおじさんは地球に来ても、女の子のおっぱいを吸っている。」

菜摘と美咲の笑い声が止まらない…





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