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蝶が舞う時
第13章 予兆
俺は菜摘と美咲を車に乗せて郊外のランジェリーショップに向かった。

「おじさんも一緒に来たらいいのに…」

菜摘は俺を気遣う。

「おじさんはいいよ。それよりちょっと病院に行ってくるから。」

「どこか悪いの?」

菜摘がまた心配する。

「いや、今飲んでる薬について、聞いてみたいことがあるから。」

「おじさん、その方がいいと思う。」


しばらく車を走らせ、郊外のランジェリーショップに着いた。

「じぁ、おじさんは病院に行ってくる。時間にして1時間位かな。」

菜摘が心配する。

「おじさん、1人で大丈夫? 菜摘も一緒に…」

「大丈夫だ。菜摘も心配性だなぁ。」

美咲も

「お姉ちゃん、おじさん大丈夫だって。行こうよ。」

「だって…」

「菜摘、美咲と見ておいで。」

俺は菜摘を促し二人を見送った後、駐車場を出て前回のクリニックに向かった。

クリニックに到着すると、受付で再診の申し込みをして待合室で順番待ちをする。

約20分ほど待っていると

「東条様、2番診察室にどうぞ。」

俺は少し緊張して2番診察室に入った。

診察室では、前回の担当医師が電子カルテを眺めていた。

「東条さん、お薬はどうですか?」

「薬の効果と思いますが、射精しても勃起状態が続きます。朝方目が覚めると欲情して直ぐまた勃起する。勃起する度に家内を抱いてますが…」

「1回の服用で回数としてはどれくらいですか?」

「昨夜から今朝にかけて…4回位ですか。これでも抑えた方ですが。」

「4回も! そりゃ凄い。奥さん喜んでいるでしょう!」

「はい、突然の変貌に戸惑っていますが…」

「東条さん、回数が増えると年齢的な問題で心臓に負担が掛かります。余り回数を増やさず、時間を掛けてゆっくりとSEX されたほうがいいですよ。」

「薬を更に弱い物に替えてみますか?」

俺は今の効能が薄れることの方を心配する。

菜摘と美咲のためにも…

「先生、しばらく様子をみていいですか?」

「それは構いませんよ。ただし先程話したように回数に注意して下さい。」

「前回お話しましたが、この薬は性欲を増進させるような効果は有りません。性欲が増したと思うのは、メンタル的なものと思われます。」

「やはり勃起が自信となってますね。」

「また、1週間後に来てください。」

俺は妙に納得して部屋を出た。
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