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《愛撫の先に…②》
第1章 《あたし磨き》
連休明けの朝はなかなかバタバタである。
ベッドから出て慌てて顔を洗い歯磨き・適当に服を選び身支度して化粧。

江崎菜々美の住むマンションから走って3分のバス停に着きあらい息。
『行っちゃた、次のバスは8分後…遅刻だわ』

アサヒコーポレーション、企画部。
制服に着替えた菜々美が申し訳なさそうに課長へと謝罪したのは9時半だった。
『連休明けでたるんでるぞ、例の資料作成明日までだから』
『頑張ります』
デスクに戻る中で親友の高橋陽子が心配そうに見ていた。

歩いて5分のサンドイッチ専門店にてサンドイッチの他にスープとサラダを完食し満足そうな顔をする。

『あぁぁー…朝食抜きはつらかった〜、お腹いっぱい』

『スイートタイムで結城さんに作ってもらわなかったの?』

『昨夜は送ってもらってマンションだから』
『寝坊する程遅かったの?』

『ニヤニヤしないでよ、
ちゃんと夜10時にはマンションにいたから。
ただ…』


『ただ?押し倒された?』『違っ、結城…啓輔さんは帰っていったわ。
ただ…幸せ過ぎて胸いっぱいで寝ようとする程に眠れなかっただけ』

『あの時の結城さんはかっこ良かったもんね、
遥斗がいるあたしでさえときめいちゃった』

陽子はあの合コンの夜の事を言っている。

『あの時はありがとう。
澤井くんにも迷惑かけちゃって…』

『それ5回聞くよ、
気にしなくていいから。
幸せって指輪でももらった?』

『ううん、啓輔さんのお母さんの弟さんの話であたし…』

『結城さんには叔父さんにあたる人が何?』
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