この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君を好きにならない
第11章 一筋の涙



「帰ったぞー」


「………」


…?



マサシと別れて
マンションに帰り
いつものように
真琴に声をかけたが
返事がない


出掛けた…か?


リビングや風呂にも
真琴の姿はなく
そっと寝室のドアを開けると
真琴は
寝息を立てて
ぐっすりと眠っていた


珍しいな


静かにドアを閉め
リビングに戻り
テーブルをチェックすると
そこには
真琴からのメモが
置いてあった


『最終章の大筋
チェックして下さい。

眠い」


なるほど。


誰でもそうだが
最終章はなかなか難産なもんで
真琴はかなり手こずっていた


ほとんど寝ないで
毎日試行錯誤してたんだろう


やっと仕上げて
寝ちまったか。


仕方ねぇな

俺も眠いが
これからチェックするか。


俺はパソコンの前に座り
真琴専用のブランケットを
膝にかけて
画面を見つめた



もう



最終章か…。




そう思いながら。
/382ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ