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君を好きにならない
第14章 好きの意味
《Side 向井》


「もっとしたい」


俺は
その言葉に
涙が溢れそうになっていた


ノンケが
男ともヤレると思ったが
やっぱり無理だったっていうのは
よくある話


せっかく俺を受け入れてくれたのに
これでまた
真琴との間に距離ができてしまうのが
俺は怖かった


だから俺は


『真琴の言葉は嬉しいけど
無理しなくていい』


そう言いたかったのに

俺の唇は
真琴の唇で
ふさがれてしまっていた


真琴のキスは

乱暴で…

乱暴なのに
もどかしくて…不慣れで

それなのに
躊躇うことなく
ディープなキスをする
真琴に
胸が熱くなった



真琴はキスに夢中なのか
俺を抱きしめることなく
俺の腕を強く掴んだままで

舌先で
何度も俺の舌を探る


気持ち悪くないんだよな?

嫌じゃないんだよな?


真琴が
嫌じゃないなら…


「あっ…」


俺は
真琴を押し倒して
ソファに深くもたれかからせると

真琴を見下ろすようにして
覆い被さり

少し上気した
真琴の顔を
ゆっくりと眺めた


「真琴」


「……」


「キスだけでいい
好きにさせてくれ」


そう伝えると
真琴の喉仏が大きく上下し
それに欲情した俺は
真琴の喉をひと舐めして
濡れた唇に口づけ

そして

真琴の
赤い舌先を舐め上げた


「んっ…」


「もっと舌先出せよ」


少し息を上げてる真琴は
その言葉に
うなずくこともしないまま
俺に舌を差し出し

交わる俺の舌に
犯されながら

俺の腕を強く掴んだ

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