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君を好きにならない
第16章 脱げよ

「それは…

やられる方」



「わかった」



返事をすると同時に
スウェットの上から
熱いものをさすると
真琴は力いっぱい目を閉じた


「やめて欲しくなったら
すぐに言えよ」


「…うん」


もう硬くなってる
その形をなぞるように
指で触れるだけで
真琴は身体に力を入れる


「力、抜けよ」



「う…うん…
あ、あの…向井さん…」



ん?

触るくらいなら
大丈夫と思ったけど
もうストップか?

…まぁ、仕方ねぇな(苦笑)


「やめるか?」


「いや、違くて」


ソファに寝転んでた真琴は
身体を起こして
俺の手を握った


「どした」



「あの…」



「おぅ」







「もっとこう…

なんてゆーか


恋人っぽく





セックスな感じでしたい」






きゅん。
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