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君を好きにならない
第18章 え?マサシじゃねーの?

それから俺達は
甘い時間を過ごした


真琴にお粥を食べさせて
食後のアイス

薬を飲ませて
しばらく話をすると
真琴は1時間くらい眠りに落ち
目が覚めると
二人で風呂に入った


シャワーを浴びるだけ

そう言って
風呂に入ったのに
真琴を洗ってやってると
お互いすぐに
抜きたくなる状態になって

二人で握りあいながら
抜き合いをした



風呂から上がると
髪を乾かしてやり
それから
真琴をベットに寝かせ
俺はベット脇に座って
ビールを飲みながら
色んな話をした



「そういえば・・

こんなにゆっくりと
お前と話をしたこと
今まで
無かった気がするな・・」




「・・うん、そうかも・・

ねぇ、向井さん」



「ん?」



「本、捨てたんですか?」



真琴はそう言いながら
本棚の開いてる部分を指さした


そこは

アイツが忘れていった
本が置かれていた場所だった


「あぁ・・

お前が寝てる時に
捨てたんだ

あれは俺の本じゃなかったから」



「・・・・」




「聞いてくれるか?

俺が昔好きだった男の話」



「・・聞いていいの?」



「あぁ、聞いて欲しいんだ。

真琴が薄々気づいてることを
全部話したい」



「うん・・聞きたい」



そう言って
真琴は身体を起こして
手を伸ばし
俺の腕に触れた


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