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嫌いじゃなかったの!?
第9章 8ページ目。
凌は私の体を腕で抱き、もはや漏らしてしまったかのように溢れている蜜を指に絡ませる
そして花芽にゆっくりと塗り込む
「あんッ!んんぁっ…!きもちぃ…」
「杏子はただでさえ感度いいのに、今日は一段と感じてるね」
やはり、重富さんに盛られた薬は性欲促進と感度が上がる効果があったのだ
確かにそれは私の体によく効いている
恥ずかしげもなく凌を求めているのだから
私は凌の体に寄りかかって自分の秘部をかき回す凌の手を見ていた
「凌ッ…イキそ…あんッ…!」
そして、そう言いながら私は凌を見つめる
凌は優しく微笑んで「いいよ」と囁き、私の頰にキスをしてから指の動きを早める
花芽を強く擦る凌の指
「あああっ!ダメっ…!イッちゃう!あああんっ…!」
そして私の体はビクンッと波打ち腰に甘い刺激が広がっていき、軽い倦怠感が生まれる
いつもよりも達する時の快感が凄まじい
いつもはすぐに引いていく快感がいつまでも体の中に居続ける。
そしてそれが去っていくと寂しくなって、またその快感が欲しくて欲しくてたまらなくなる
凌は私のおでこに自らのおでこを押し当てながら私の体を強く抱きしめる
そして私の肩を撫でて首筋を吸う
「あぅっ…あっ…」
たまにチクリと痛む。蓮がつけていた所有印を凌もつけているようだった。
なぜか私は満足感で溢れていた
私は凌はの所有物なんだ、と。

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