この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖外伝・小指の選択
第9章 心の中の決断



「そうだ、社内システムは他企業も狙っている物、そう簡単に表に出す訳にはいかないのだよ」


「ごもっともです」


「次に、この屋敷内の事も秘守の内に入る…
私や美紀のプライベートは、明かしていないのは知っているね?」


「はい…」


「それに屋敷内は、社の業務の一部を此処で処理している…
更に言えば、屋敷内の従業員すらも外には公表していない‥‥
秘書達や交代の従業員を含め約80名程が、屋敷隣の専用居住用のスペースで暮らしている、そのプライバシーを守るのも、雇い主である私の仕事‥‥何かあっては困るのだよ」


「・・・・・」


広いのには理由ありか、そして此処からでも業務可能な設備…
従業員は皆、契約の時に秘守義務にサインしているのだろう。



「・・最後に‥‥」


早乙女氏はファイルを置いて、デスクに両肘を付き、指を組んで俺の顔を真っ直ぐに見詰めて来る。



「・・・君は何処まで知っているのだい?」


「・・・・・
殆ど全てを・・・」


「そうか‥そこまで信用を得た訳か…
だとしたら、此処で何を見ても口外無用‥‥これが最後の条件だ」


「勿論です、その為の俺ですから…
その変わり、俺は貴方の命令でも動きません、米国が何を言って来ても‥‥
俺に命令出来るのは、たった1人です」


米国は米国の思惑はある、それに関しても俺は無視するつもり。


俺に命令出来るのは・・・美紀さんただ1人だけ・・・それ以外の命令なんか聞く気も無い・・



「構わんよ、君は私の部下という訳では無いからね…
3点目はともかく、前の2点は正式に書類にサインして貰う、構わないね?」


「出来ましたら、本国に送りますので2通を…
それで本国への牽制になるでしょう」


「ああ・・・」


/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ