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禁断背徳の鎖外伝・73億分の奇跡
第13章 実績と虚像



「それは伊織さんが、紀永さんに心開いているから‥
普段は頑な‥育った環境のせいかしら?
今も1人暮らしですし‥‥」


「出たんですか?」


「ええ‥短大入学と一緒に‥
やっぱり、行ったり来たりは居心地が悪かったよう‥‥」


「伊織が‥‥」


不在がちの両親、マイペースな祖母‥
伊織も意外と苦労しているよう、もう少し話相手になってあげれれば良かったのだが‥‥



「そうそう‥
今日は伊織さんの話では無かったわね‥‥」


「・・・
今日は、恵美里叔母様の人脈をお借りに来ました」


「私の‥
どんな人脈かしら?」


「腕の良い設計士と、インテリアデザイナー‥
本社改装の為に、この2人を紹介して貰いたい」


「本社改装‥
よく父が許したわ‥」


「言い出したのは会長の方です‥
ついでに、私の好きにしろと‥とは言われても、私はそうそう方向は専門外‥‥」


「ふふ‥‥
父は昔から紀永さんがお気に入りだから‥
紀永さんの好きにさせたいのでしょう‥‥」


「・・という事は、恵美里叔母様もグルでしたか・・・」


「さあ・・
私は既に早乙女から出ていますから‥
まぁ‥朔夜にだけは、話していなかったようだけど?」


「あらか様に、私と繋がっていたからですか?」


「そうね・・・」


つまり、私と朔夜叔父以外は、早乙女本筋全員グルだった‥
見抜けない私も私だが、祖父が先導してたのだから、見抜ける筈も無い。



「・・・
紀永さんの言う、設計士とインテリアデザイナー‥
良い人を紹介するわ、それは私に任せて頂戴」


「お願いします、恵美里叔母様‥」


「ふふ‥
じゃ昼食にしましょう紀永さん‥
朝から腕に寄りを掛けたのですもの‥‥」


「・・・・はぁ‥‥」


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