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ブス
第1章 宝娘
丸窓の中にはくっきりと赤い縦ラインが現れていた。

妊娠検査薬で判明した私。

「不思議だね、でも本当なんだ、大切に育てよう


「私たちの宝物ね、嬉しい!不安もいっぱいあるけどあなたがいてくれるから大丈夫よね」

お腹が真ん丸くなっていくほどに身体は重く、まだ見ぬ我が子への愛情は強くなっていったと母は今はペチャンコの腹を撫でながら話してくれた。

「つわりは結構きつくてね、御飯の臭いが全然だめで、御飯が嫌いな子なのかしら?って思ったり、あんまりお腹を蹴るもんだから、寝てても起こされちゃってね」


妊娠期間中特に異常もなく私は誕生した




「宝娘、未映子、貴女は宝娘なのよ」


間違っても明るいと言えない私を慈しむように見つめて母は言った




暗い子でごめんね、でもこれが私…





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