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青い残り火
第15章 あとがき
読者の皆様、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

ほっとしております。
以後、時間をかけて推敲したいと思います。書き足りない部分、要らない文章がきっとたくさんあります。

じつは、『歪んだ鏡が割れる時』を完結した時、もう書くことがなくなった、と脱力し私の官能小説もう終わりかな?
と、ここを離れようかと思っていました。

義父と関係するお話しも書いた、年下の男性とのお話も書いた、教師と教え子の父親との関係、夫と義母を絡めた不倫も書いたし……もう書く題材がなくなってしまったどうしよう。
( ̄ー ̄)アホですな

コメディを書くのも実に楽しく、また、ちょっとしたミステリーの様なものを他サイトで書たりしていました。

ある時ふと、女教師と生徒の関係を読んでみたい、と言ってくださった読者様の言葉を思い出し、ハッピーエンドや苦渋の別れ、などとは違うものを書きたくなり、絞り出したのが『青い残り火』です。
おそらくその方のご希望には添えていないと思います。ごめんなさい。
ヒントを頂きありがとうございました。

まず、青春の痛みを表すタイトルに苦心しました。何度も頭に浮かんでくるのは、かの石川達三が見事に描いた『青春の蹉跌』。まだ私の感受性が豊かだった頃(笑)に読んだその本のタイトルが頭から離れず、打ち消し打ち消し……や、やっと出た~! 青い残り火、とほっとしました。
(もちろんあの本とはくらぺものになりません!)

この作品の中で一番良くできた言葉かも知れません(笑)

いつもより完結までの時間が長くかかってしまいましたが、初日からお読みくださっている皆様、ありがとうございます。また、気がついてお付き合いくださった皆様ありがとうございます。

連載中、手応えを感じられずに落ち込んだりもしましたが、やはり書くことは楽しく、自分を見つめ直す事に繋がりました。

好きな作家の本を読むと、あー、やっぱ凄いなぁと、尊敬の念を抱きつつのめり込む日々。
これからも描きたいものを書き、書く毎に、少しでも上手くなっていきたいです。

しおり、拍手、エモ投票、閲覧ありがとうございました。ファン登録、ありがとうございました。

また書きたいと思います。
(^^)/


RIN



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