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青い残り火
第5章 第5章
レースのカーテンが緩やかに下がり、柔らかな羽毛布団が設えられた穢れなきお姫様の寝床。そこで今、獸欲にまみれた女が、濡れた呻きで男を誘う。

「きて……、はやくぅ、早くいじめてぇ……」

いつもながら凄いなと、彼はその有り様に奮い立った。

「あぁ、凄く元気なのね……」

陰茎を擦りつけ、蜜口にあてがうと上手くいかずに跳ね上がる。それに真琴が興奮することを一馬は知っていた。

「す、すみません、あっ……」

「いいのよ、いいのよ落ち着いてね……あ……、あん……」

息づく蜜溜りにずんと押し入ると、悲鳴にも似た歓喜の声が一馬の自尊心をくすぐった。

「ああ、これが欲しかったの、ずっとしたかったのよ、ああっ、そう、そうよ……、ううっ、あぁ、気持ちい……」

「俺も、俺も早く真琴さんのここに」

「ここに?……あんっ、ここになに?」

「挿れたかっです、ずっと」

激しさを増す腰の動きに乳房が上下に揺れる。一馬は締め付けが強くなってきた頃合いを見計らい、乳房をぎゅと絞って強めに乳首を噛んだ。

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