この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
第3章 泥沼
 細かい事情は聞かなかった。
 あまりの衝撃、一度は愛した男が生きながらに手足を切り落とされて、ジワジワと殺されたのだ。
 私の愛したモノも縦に切り裂かれ、玉を抜かれ、グチャグチャの肉になった。
 思い出すたびに吐いた。
 それでも2千万用意しなければ……
 これは容易な作業ではなかった。
 十数件電話をかけたが300万とは事情が違った。
 どこも、ここも、けんもほろろだった。
 仕方ない、後ろ足で砂をかけるようにして辞めた前の職場に電話してみた。
「二千万! まだ男に貢いでるの?」
「違うんです。友だちの借金なんですけど」
「友だち?」
「大親友なんです」
「なぜ、その子は働かないの?」
「ちょっと、容姿が……」
「太ってる?」
「いえ、プロポーションは良い方だと」
「一度、連れてきてよ。いい話が出来るかも知れないよ」
/24ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ