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その唇に愛を
第2章 ▽ きっかけ
私と彩花は会場の外へと出ていた。
何となく純と話し足りないと感じていた私たちはそこで待つことにした。
軍団のメンバーの数人がいたので、出待ちしないのか聞いたら
「着替え終わったら1年は片付けとか手伝わないといけないらしいからまだ時間かかるんだって。
そこまでは待てないってみんな帰ったし私たちもそろそろ帰るよ」
と教えてくれ、お礼をしてバイバイした。
ーーーーー
会場の中にいる観客もまばらになり始めた頃、「トイレに行く」と彩花が行ってしまい、ひとりで時間を潰していた。
スマホをいじりながら待ってるともう10分経っていた。
さすがに長いな…迷ったかな…
そう心配になった時だった。
「なあ見たか、あの1階の非常階段前のところ!」
「え?なになに?」
「女の子が選手に何かプレゼントしてたぞ、しかもその選手、○○学校の立石だった!」
「うわー、やっぱモテる男は違うな〜」
そんな会話をした男子が目の前を通り過ぎると同時に、私はその場所へ全力で向かった。
まさか…まさか…その女の子って…
何となく純と話し足りないと感じていた私たちはそこで待つことにした。
軍団のメンバーの数人がいたので、出待ちしないのか聞いたら
「着替え終わったら1年は片付けとか手伝わないといけないらしいからまだ時間かかるんだって。
そこまでは待てないってみんな帰ったし私たちもそろそろ帰るよ」
と教えてくれ、お礼をしてバイバイした。
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会場の中にいる観客もまばらになり始めた頃、「トイレに行く」と彩花が行ってしまい、ひとりで時間を潰していた。
スマホをいじりながら待ってるともう10分経っていた。
さすがに長いな…迷ったかな…
そう心配になった時だった。
「なあ見たか、あの1階の非常階段前のところ!」
「え?なになに?」
「女の子が選手に何かプレゼントしてたぞ、しかもその選手、○○学校の立石だった!」
「うわー、やっぱモテる男は違うな〜」
そんな会話をした男子が目の前を通り過ぎると同時に、私はその場所へ全力で向かった。
まさか…まさか…その女の子って…